今回はテナントビルの室内での修繕工事をご紹介します。
空調機を設置した周りの天井を復旧する作業です。
空調機は施主様で施工しましたので弊社は天井部分の復旧工事です。
事務所の天井によく使われるものは
・ジプトーン
・ソーラトン
などいくつかの天井材があります。
ジプトーン⇒石膏ボード
ソーラトン(岩綿吸音板)⇒ロックウール
一見どちらか見分けがつきにくいですね。
ソーラトンはロックウールなので吸音性に優れています。
また施工方法も異なります。ジプトーンは石膏ボードですが、これに対してソーラトンはその石膏ボード(プラスターボード)を下地にしてその上に仕上げます。
そして今回は後者のソーラトンでの復旧となります。
細かい話しは置いておきまして、工事のほうの話に移ります。
このような工事の場合はテナントさん(今回は入居中のテナント)がお休みの時を見計らって工事をします。
ビニール養生をぐるりと開口部廻りに張りました。ホコリが部屋中に舞ってしまいますのでしっかり養生します。開口部下地の9mmプラスターボードを貼り、ソーラトンにのりをつけてタッカーで留めます。
タッカーとは大きい電動ホチキスみたいなものです。
また既存の天井を剥がしてまた復旧すると下地に多少の不陸がうまれます。
ただそこは熟練の手でうまく調整して貼り付けました。
奥に点検口を設けて完成
作業中にいろいろと不測の事態があり作業に時間が掛かってしまいましたが、遅くまで立ち合っていただきました管理会社の担当者様ご協力によりなんとか完了しました。皆様遅くまでありがとうございました。