前回の続きです。瓦を全部撤去してから次の工程へというわけではなくある程度撤去されたそばから下地材を張り上げていきます。追いかけっこさながらです。
コンパネの枚数もすごい枚数です。何回かに分けて搬入されました。
しばらくのあいだ瓦の撤去担当と新規下地張り担当に分かれての作業となりました。ここでちょっと休憩タイム。
施主様から休憩所をご提供いただきました。また10時と15時にお茶とお菓子を出して頂きました。ありがとうございます。職人さんの人数分のお菓子の用意ができるようにと施主様が出面専用ホワイトボードを設置。
ここまでして頂きまして感謝感謝です。ここで雨が降ってきました。かわら撤去中ですのでお部屋に雨が入っては大変です。
大屋根がすっぽり入るくらいの大きなシートがあっという間に広げられました。無事雨は回避できました。さてルーフィングのあとに平葺きの屋根材を貼り「かわら455」を設置するための桟を入れました。屋根屋さんが「今回の見せ場としてかわら455を設置する下地の位置を平葺きより1段かさ上げすることにした」と仰っていました。
出来上がりが楽しみです。1階の様子はというと雨戸の塗装に移っていました。この雨戸の平面部分ですが塗装前の状態がこちら。アルミの表面が剥がれて銀色になっています。
塗装屋さんが劣化していない部分と同じような色を出せないか四苦八苦していました。メーカーにも問い合わせてサンプルを取り寄せ何色か合わせながら試し塗をしてようやく合う色にたどりつきました。それがこちら
さすがです。実にいい仕上がりです。また正面玄関の木部もかなり慎重に色を選んでいました。木目は潰さず、また艶が入りすぎても日の光が過度に反射したりと・・こちらもかなり頭を悩ませていました。本塗装をする前に何回も色の濃さや艶の確認をしていました。そして最終的な仕上がりがこちらです。
お見事です。塗装屋さんも出来に満足したのか安堵の表情を浮かべていました。
話は戻りまして屋根の方はようやくかわら455の受け入れ態勢が整いました。
さあ屋根工事もいよいよ佳境に入ってきました。セキノ興産さんの新潟工場から続々とかわら455が搬送されてきました。
次回へ続く