【鉄骨の螺旋(らせん)階段】
メゾネットタイプのマンションの一室です。木製階段を全て解体し、鉄骨の螺旋(らせん)階段を設置しました。
工事がもうすぐ終わるころに現場に行きました。最初の状況がわからないですね。申し訳ございません。
木製の階段を解体処分して、スチールの螺旋(らせん)階段にしました。今回の螺旋階段は写真ではなかなか判別しづらいのですが、限られたスペースのなかでの設置でした。鉄骨階段の設置は私も何度か立ち会ったことがあります。多いケースとしては工場であらかじめ階段の形に組んだものをそのままトラックで搬送して、クレーンで吊りあげて現場に設置しますが、今回の工事は難易度の高い工事の一つだと思います。
階段をしっかりと固定するため、コンクリートを流し込んでアンカーを埋め込みました。
搬入経路は写真を掲載できませんが、お部屋までかなり長い通路となっています。そのため搬入し易いようにすべてパーツにして現場で組み立てます。プラモデルに例えると螺旋階段(1/1)モデルです。プラモデルも図面通りに順番に組み立てますがそれと同じ要領です。しかし、パーツが間違っていると現場では大変です。工場に戻ってその部分を作成し直すこともあります。そうならないためにも必ず現場でピッタリとこのスペースに入るようにしなければなりません。
今日で概ね工事が完了しました。明日掃除して次の工程へ引き継ぎます。
弊社の職人さんにとっては当たり前の仕事のようですが、「上手に設置するなあ~」と思わず感心してしまいました。まさに芸術の域です。すばらしい!