藤井聡太二冠(18)が最年少の18歳4カ月で公式戦通算200勝目(40敗)を挙げたとか。
私も子供のころによく将棋をさしました。ただ本を読んで覚えるというより、ひたすら相手を見つけて将棋をさすというだけでしたので上手くなるはずがありません。そして私の世代でまず最初に棋士で名前が挙がるのは何と言っても絶対王者「羽生善治(はぶ よしはる)」さんです。羽生さんは今でも活躍されていますね。
中学生か高校生くらいの頃に、兄が買った「羽生の頭脳」という本を借りて将棋の勉強をしたことを覚えています。まあ大して強くなれませんでしたが・・・
ところで将棋には主に8つのタイトルがあります。
名人・棋聖・王位・叡王・王座・竜王・王将・棋王
これがタイトルの名称です。「王」という字が目立ちますね。以前はタイトルは7つでしたが、途中から「叡王」が追加されました。
平成7年に羽生さんが25歳の若さでこの7つのタイトルを全て独占したこともありました。その羽生さんの当時の最年少200勝達成が19歳1か月ということなので、藤井聡太二冠がいかに早く達成したかがわかります。勝率の方も羽生さんがこの時7割9分に対して藤井さんは8割3分ということです。藤井さんの二冠は「棋聖」と「王位」です。
ちなみに将棋界の最高峰、竜王戦(読売新聞)のタイトルですが、優勝賞金4,400万円なんですよ。お金の話をするのは野暮なことかもしれませんが、竜王のタイトルを持っているだけでもいいですよね。
愛知県の高校生がすでに2つもタイトルを取っています。羽生善治さんの7冠を超える日もそう遠くない話になりそうですね。若い力ますます今後に注目です。