小屋裏収納つくってみました。とはいっても床だけですが・・構想から2年間かかりました。休みの日でもやることが無い日にコツコツとちょっとずつ進めていきました。子供の成長とともに使うのか使わないのかわからないようなものなどかなり荷物が多くなってきました。その整理をすることが目的で始めたのですが2年もかかるとは・・・最初は2階の部屋に点検口が一か所ありそこから入って屋根裏の把握をすることからスタートしました。何度も何度も行ったり来たり。どこに天井収納用はしごユニットを設置するか、設置の仕方をどうするか、どのようにユニットを持ち上げるか等々試行錯誤の連続でした。ネットなどではDIYで設置された方の記事や動画などが多数ありかなり拝見しました。これらの記事や動画はかなり詳細な部分まで説明されていてとても参考になりました。なんて便利な世の中になったことでしょうか。それでもユニットの設置場所を決めるだけで1か月半かかりました。
設置場所として決めたのは部屋の入口の上の角です。ユニットを開閉した際に部屋の入口の扉が当たらないか心配でした。何度もはしごを伸ばした場合の位置を確認しました。取説には天井の高さによって梯子の角度がどのくらいになるか細かく記載されています。ようやく決心がつき天井に穴をあけることに。ユニットの開口部は1.2m×0.6mです。
またこのユニットを天井のところまで持っていくのも至難の業でした。寸法がピッタリと合い仮留めしてあとは水平を調整してそのあとガッチリ補強しました。
はしごユニットが設置されはしごをおろして最初にのぼったときは感無量でした。これまで点検口を通って脚立で上り下りしていましたのでかなり楽になりました。さて上にあがる機会が増えたのですがここにきて電気配線が縦横無尽に張り巡らされていてこのスペースで作業することが容易ではないことに気が付きました。
コンセントを設置してもらいました。
配線は多少余裕をもった長さで配線されていますが人間が行き来するのには支障があります。さすがに自分で配線をいじることはできませんので電気屋さんに配線を長めの配線にしてもらいました。その際に照明器具も設置してもらいまたスイッチの場所にコンセントもつけてもらいました。このことで作業を小屋裏で行うことが可能になりました。電気屋さんありがとうございます。さすがもちはもち屋ですね。
最初の床板を貼るのがこれまた困難を極めました。なんせ柱がいろんなところにありますので柱の形に合わせてカットしなければなりません。また小屋裏での作業は暑さとの闘いでもありました。15分でも作業をすると汗びっしょりになります。そんなときは焦らずにその時点で作業を中止することにしていました。床板(12mmベニヤ)が一枚貼れるとその場所が作業スペースになりましたのでそこからはかなり作業がはかどりました。動画などでは壁や断熱材、内装工事まで本格的に施工されている方もいらっしゃいましたが私はここまでが限界でした。仕上がりはこんな感じです。
我ながらまあまあの出来かなあと思いつつ感じたことがありました。大工さんがいかに素晴らしいかということです。いや職人さん全般つまりは作業する方たち皆さんに感謝し、また職人さんの気持ちに少しでも近づくことができたのではないかと感じました。いつも工事をお願いした際に短い時間で効率よく作業を終わらせていることがいかに多くの知識や経験から成り立っているのかを再認識させられました。そしてそれとは別に多少のことなら自分でできるという自信にもつながった工事でした。電気工事だけはさすがに無理ですが・・・安全には十分注意しつつ今後もいろいろなことにチャレンジしていこうと思ったのでした。