先日弊社管理アパートの入居者様から連絡がありました。連絡を受けすぐにかけつけてテレビを確認しました。テレビには「受信できません。アンテナの設定や調整を確認してください」と表示されています。テレビの視聴ができない状況にはいろいろなケースがありますがもしかしたら電話で済んでしまうケースもあります。そこで誰でもできる確認事項について記載したいと思います。
【アンテナか有線か確認】最近ではインターネット回線でテレビ視聴される方が増えているとはいえ、まだアンテナや有線のみで視聴されている方が多いと思います。大和市や近郊の地域では有線の場合J-COMさんを利用していると思います。エアコンの横に豆腐型のTV端子用の箱がJ-COMさんです。
※いろいろなケースがありますが、今回はこの状態です。
またアンテナからくるものはこのようになっていることが多いです
どちらで視聴しているのかをまず確認する必要があります。アンテナの場合は強風で受信する方角が変わってしまったり、倒れてしまうこともあります。その点有線はそのようなことはありません。その違いだけでもすぐに把握できます。
【テレビ自体の故障】次にテレビの故障という可能性もあります。いくらアンテナを修理したところでこれでは視聴できません。
【テレビの接続・B-CASカードの確認】コンセントの抜けやTVに差し込んであるカードが抜けていたりしているとTVが見られないことがありますので基本的なところではありますがこれも確認する必要があります。
【共用部分のブレーカーの確認】
これまでに最も多いのはこのブレーカーが落ちているケースです。実は今回もこのブレーカーが落ちていたことで視聴できない状況でした。共同住宅の外壁に必ずBOXが設置されています。その中に共用部分の電気のためのブレーカーがあります。ここをチェックする必要があります。今回は入居者さんといろいろな話をしていたところ「落雷があった」とのことですぐにブレーカーを疑いました。落雷があると大きな電力が加わったり、漏電ブレーカーが漏電が起きたと勘違いして落ちてしまうことがあります。そのたいろいろな可能性がありますが、落雷の場合はおおよそそのような状況でブレーカーが落ちてしまいます。今回も漏電ブレーカーが落ちていましたのでブレーカーを上げて復旧できました。
お部屋の電気はつくのですが共用のものは停電状態となってしまうことがあります。オリンピックも開催中ですので「視聴できない状態」をなるべく早く解消できればと思います。なのでまずは前述しました内容を確認してもらえればと思います。ご自身で電気屋さんを頼むと簡単に直せるものでも出張料を支払わなくてはならないこともありますのでご注意くださいませ。