新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
ということで今年はどこにも出かけず、2日と3日に行われた「箱根駅伝」を観ていました。
子供のころは親がTVで観ていて私も自然と一緒に観るようになりました。当時箱根で強かった大学は山梨学院、早稲田、順天堂、大東文化大学などです。このころ活躍した何人かの選手が母校や他大学の監督になっていて、今度は指導する側にいるので面白いです。
さて今回は箱根駅伝についてあまりご存知ない方に、箱根駅伝の魅力をお伝えしたいと思いまして、箱根駅伝を観るポイントをザックリではありますがいくつかご紹介したいと思います。(駅伝に詳しい方にはつまらない投稿となってしまいますがその点はご容赦ください)
駅伝を観戦する前に知っておきたいいくつかのポイント
・正式名称は東京箱根間往復大学駅伝競走です。関東学連が主催する地方大会で関東の大学だけが参加できます。一般的に、出雲駅伝、全日本大学駅伝(伊勢路)、箱根駅伝を併せて「大学三大駅伝」と呼ばれていて箱根はそのうちの一つです。
・スタートからゴールまで10区間に分かれていてスタートの読売新聞社前大手町から箱根の芦ノ湖まで往路5区間、帰りの復路5区間の計10区間で競争します。
・箱根駅伝では前年の大会でシード権を獲得した上位10校がシード校として翌年の出場権を与えられます。11位以降の学校は次回は予選会からとなり、予選会で上位10位以内に入らないと本戦に出場できません。去年の予選会は46チームが参加しています。予選会は毎年10月ごろに行われます。
速さの基準
選手が1Kmを約3分で走る。
解説者が「1Kmを2分45秒で入りました」と言うと早いペースだと判断がつきます。また途中10Kmの時点では30分が目安となります。箱根駅伝では、1区間あたり20km前後となりますので、このキロ3分ペースで走りきると区間でも上位に入ってきます。
表彰対象
【学校単位】
学校単位での表彰対象は 往路優勝(往路のみの5人の合計タイム)、復路優勝(復路のみの5人の合計タイム)、総合優勝(往復合計タイム)の3つです。
今回は往路は創価大学、復路は青山学院大学、総合優勝は駒沢大学でした。
【個人単位】
個人の表彰対象は「区間賞」と「区間新」記録があり、1区間に20人が走るので単純にその中で1位となると「区間賞」、その中でもその区間を過去に遡って走った選手の中で歴代1位の記録を更新した場合は「区間新」となります。
今回は2区の東京国際大学 ヴィンセント選手が区間新記録を出しています。
その他の各区間の中で1位の選手(9名)は区間賞ということになります。
関東学生連合チームとは
前述した10月に行われる予選会で出場権を得られなかった大学の中から、予選会で個人成績が優秀な選手が選抜され構成されます。
個人記録そのものには順位は付かず、チーム・個人ともに参考記録となります。(大会公式記録にはならない)
本当にザックリとした説明となりますが、このくらい知っておくと箱根駅伝やその他の大会も少し違った見方ができて面白いのではないでしょうか。これらの事を是非参考にしてみてください。(あまり細かいところまであげるときりがないのでこのくらいにします)
大会の関係者、選手やそれに関わった多くのスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。そして見事に10区で逆転優勝した駒澤大学、本当におめでとうございます!