ロシアのウクライナ侵攻についていろいろな方が議論しています。そのなかにはロシアとウクライナの歴史について勉強すべきだという動画や記事がありましたので私も見たり読んだりしました。
あまりこの地域については自分としては注目したことがなかったので知らないことが多々ありました。皮肉にもこのロシア軍がウクライナ国境周辺で集結しているということから認識したのですが実際はかなり前から世界的に危惧されていたようですね。今回のロシア大統領ウラジーミル・プーチンが侵攻を決断するまでどのような考えを巡らせていたのかは彼にしかわからないところですがこの侵攻を中断するのも彼以外にないのかもしれません。ロシア国内の世論が大きく変わるかクーデターを期待する声もあるとはいえ一個人の権力の大きさは私たち日本人には想像できないものがあります。おそらく側近の中に彼をとめる者が一人としていない、イエスマンしか周りにいないとなればこの暴走はとまるはずがありません。「ロシア軍がウクライナの首都キエフを落とすのにはそう時間が掛からないであろう」という側近の話をうのみにして侵攻を決断したが意外に苦戦したことでその側近の責任を追及しているという話があるとか無いとか。おそらく侵攻について大統領から相談を受けたときに大統領の意向に沿った返事をしないと何かしらのペナルティーを課されるという恐怖の中から答えを導き出したのでしょう。自身の家族、親族に害が及ぶことを懸念していたのかもしれません。こうした社会ではトップの判断に失敗があった場合に必ずと言っていいほど側近に詰め腹を切らせて事態を終結させます。こんな理不尽な社会は嫌ですよね。一人の人間(トップ)の判断により多くの人命、財産が毎日失われていくとは何て恐ろしいことでしょうか。彼が改心するか(あり得ないですが)もしくは他の要因で事態が収束し、一日でも早くウクライナに平和な日が訪れることを願わずにはいられません。